Sunday, April 7, 2013

Kinky Boots on Broadway ブロードウェイ版キンキーブーツ始まりました

前回のポストから随分と時間が空いてしまいました。
確定申告やら何やらで随分バタバタして、あっという間に時が過ぎてしまいました。

今日は4月5日にブロードウェイ公演が始まったばかりの、
キンキーブーツをご紹介します。
キンキーブーツonブロードウェイ
 
プレビュー映像

2005年に公開された映画を舞台化したものなので、
ストーリーをご存知の方は多いでしょうが、さらっと説明すると・・・

主人公チャーリーが父の急逝により、嫌で出ていったはずの実家の靴工場を継ぐ羽目になる所から物語は始まります。実は工場は深刻な経営不振に陥っており、婚約者にはそんな工場は売り払ってしまえばいいと言われますが、長年の従業員を切り捨てることも出来ずに途方に暮れます。そんなときに出会うのが、ドラッグクイーンのローラ。彼女が足に合う靴が無いと嘆くのを聞き、これだ!とひらめきます。チャーリーはローラと共に、ドラッグクイーンの為の靴を作ることで工場再建の一発逆転を狙う、というストーリーです。


今回このミュージカルを紹介した理由は2つ。

ひとつは、作曲を担当したのがあのシンディ・ローパーだということ。
シンディ・ローパーと言えばガールズ・ジャスト・ ワナ・ハブ・ファンなど数々のヒット曲で知られていますが、非常に親日家で東日本大震災を受けて様々な支援を続けているアーティストでもあります。あの東日本大震災の日に来日していた彼女は、他の海外ミュージシャンが帰国ないし来日を中止するなか、予定通りライブを行いチャリティイベントとしました。
また、彼女は震災から2年経った今も、被災したピアノを修復して寄贈したり、3月11日はツイッターで追悼のメッセージを送ったりしています。 時が経ってもなお気にかけ続けるというのは、簡単なようで難しいこと。一人の日本人として彼女には感謝しています。

もうひとつは、プロデューサーが日本人の川名康浩さんであること。
彼は元劇団四季の俳優で、前回彼が手がけたキャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン は2011年のトニー賞作品賞にノミネートされています。果たして、日本人プロデューサーとして初のトニー賞作品賞受賞なるか。まずは4月30日のノミネートの発表が楽しみです。


ミュージカルとなると、どうしても英語の理解が難しくて二の足を踏んでしまう方も多いと思いますが,キンキーブーツはわかりやすいサクセスストーリーな上、映画を見て予習して行けば十分楽しめると思います。



ブロードウェイは今ちょうど新作が次々と出てきています。果たして私はいくつ見に行けるのか・・・。嬉しい悲鳴をあげるRyokoでした。それではまた!